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職場だより

シオノギは技術継承を真剣に考えていますか?  
                                         
一労働者

 このところ、新聞を見ていると、技術の継承が足りないことが原因と思われる事故のニュースに
接することがあります。


〇 今年3月にJR天王寺駅で溶接作業中、信号ケーブルに引火、阪和線などが長時間運休した事故
  では、下請けの関連会社を指導する
JR側の技術力が空洞化しているとの懸念が提起された。
  ここには脱線事故後も電気や保線などの部門で外注化が進み、人員削減が進んだ結果、現場に
  は技術を継承する時間的余裕が無くなっていることがあげられている。

〇 関西の大手製鉄所では、労働災害が多発。現場では職制からも「人が少ないなかで作業量が増え
  ている。どうしても無理を強いられている」「一連のリストラでベテランが減って、未経験でも
  即戦力として使われ災害にあっている」と怒りの声があがっている。

ここで共通することは、リストラでベテランが減った結果、残った人たちに技術が引き継がれて いないことです。

ひるがえってシオノギをみてみると技術継承ができるような体制になっているでしょうか。
  製造現場でもどこでも配転、リストラや定年でベテランが減りました。その技術は残ったひとたちに引き継がれているでしょうか。技術というのはそんなに簡単なものではありません。何十年もかけて、培って引き継がれてきたものです。

継続雇用制度では、現場で手取り足取りして教えることのできる人たちをそこに残すような制度にはなっていません。実際に一緒にやってみせる技術のある人が必要なのではないでしょうか。会社はベテランを減らし、安い賃金のひとたちを雇い、人件費の節減には成功したかもしれません。しかし培ってきた大切な技術まで捨ててしまいました。

  摂津工場では技術継承プロジェクトと称して、時間外を使って30分程やっていますが、実際には技術セミナーに行ったあとの出張報告のようになっています。技術継承は教育期間もしっかりとり、時間も経費もいるものです。会社の真剣な対応を求めます。

薬は人々の健康に奉仕するために、しっかりした技術に支えられたものでありたい。
 でなければ、上記の新聞記事も対岸の火事では済まなくなります。

 

                     
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