私たちの見解

私たちはこれからも
  
「常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供」したい
 
                                      

残念ながら、この1月下旬に一般用医薬品の自主回収が行われました。
 基本方針に掲げられている「シオノギは、常に人々の健康を守るために 必要な最もよい薬を提供する」ことに反する事態となりました。

会社は、1月26日付けで各新聞に発表した“お詫び”の中で「今後はこのような事態が発生するこ
とのないよう、更なる製造管理および品質管理に努めてまいる所存でございます」と述べていますが、当然のことです。

しかし、今回の製造委託会社の問題は、これまで会社が“高い品質の製品を製造したい”という労働
者の声を無視して推進してきたコスト削減(設備投資と維持管理費の削減や人件費削減を目的にした委託業務の推進)が引き起こしたのではないでしょうか。

  現在でもシオノギの製造現場では、稼働トラブル・品質の問題が発生しており、労働者はその対応に追われています。

今後、「このような事態が発生することのないよう、更なる製造管理および品質管理に努め」、信頼
回復をはかり、健全な発展をめざすためには、会社はこれまで培ってきた製造技術を切り捨てるのではなく、現場の労働者の意見をよく聞き、きちんとお金をかけて品質が維持できる原材料の使用、設備システムの構築、技術の継承などをきちんと行っていくべきです。

この薬による被害が出ることのないよう願っています。


 



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