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みんなの広場

□おおさか九条の会一周年記念講演会に参加して

                    
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 小春日和の4/1おおさかで九条の会一周年の記念講演会が開かれるとのことで、友人のYさんをさそって参加しました。会場となった大阪国際会議場は約2000人の憲法をなんとしても守りたいと願う人たちでうめつくされました。

 最初に主催者を代表して大阪市立大学名誉教授の直木孝次郎さんが挨拶に立ち、「憲法を骨抜きにする非常に危険な状態がおこっている。皆さんとともに力をあわせてこれを阻止しましょう」という力強い宣言ではじまりました。

 このあと、音楽家9条の会代表、仏教者の代表、キリスト教の代表、マスコミ9条の会代表のリレートークがあり、途中でコントや歌、楽器演奏もありバラエティーに富んだ企画は会場を沸かせました。

 最後に、本日の記念講演、ジャーナリストの大谷昭宏氏が登場、マスコミの中に身をおく本人の経験をとおして、権力による言論抑圧の危険な動きが強まりつつあることをビラまき逮捕事件など現実の事件で紹介、とりわけ後半国会でふたたび持ち出そうとしている、「共謀罪新設法案」の危険な狙いが国民の思想信条の自由を抑圧し、憲法9条の改悪を押し進める条件づくりとしての危険性を指摘した。

 また大谷氏は広島の原爆記念碑にきざまれた被爆者への誓い「安らかに眠ってください過ちは繰り返しませぬから」という石碑の言葉を悪いのは原爆を落としたアメリカでありなぜ日本人が「過ちをくりかえしませんから」などと言うのかといった意見もあるが、そうではない。あの侵略戦争を許した責任の一端は当時の国民一人ひとりも負わなければならないものだ。今日、憲法をめぐる問題でも同じことが言えるのではないか、今われわれ国民一人ひとりが憲法9条の改悪を許して、日本をふたたび戦争のできる国にすることはあの侵略戦争でなくなった多くの戦争犠牲者の願いを裏切ることになり、また、なによりも日本の将来をになう子供たちに対して顔向けができない誤りを犯すことにならないか、なんとしても再び日本を戦争する国にしてはならない。この願いと思いがつまっているのが憲法9条だ!!!この力強い訴えに、憲法9条を守ることの大切さをあらためて認識した。自分の周囲の人に一人でも多く、このことを知ってもらいたい。すばらしい講演だった。

 

                    


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