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営業利益減益の責任は組合員?おかしいんじゃない!
                                   一組合員

 夏季一時金についての労働組合と会社の交渉経過が速報として発行された。その中で「ロイヤルティを除く連結の売上高」が予算を100%以上達成していないので、「ロイヤルティを除く連結の営業利益」の目標達成率と対前年増減率の両面からマトリックス表に基づき業績配分原資を決定するとなっている。しかし、両率とも悪いのでマトリックス表の範囲外となった。この場合会社と組合が協議するわけだが、会社はマトリックス表を拡大したらマトリックス値は74.75になるとして、この数値を当てはめれば昨年の年末一時金を38万円、昨年の夏季一時金を50万円近く下回るとしている。

 この中で問題点が3点ある。まず第一は「ロイヤルティを除く」としているがロイヤルティも組合員、従業員の働いてきた成果である。クレストールのロイヤルティは研究部門、開発部門、営業部門など全従業員の成果でもある。

 第二には予算は会社が決めていることで、目標の設定が正しかったのか?予算が高ければ達成率は難しくなる。しかも「ロイヤルティを除く」としている。

 第三に営業利益は研究開発費が大きく影響する。近年どの製薬会社も新薬開発のため研究開発費が増えている。研究開発費が予想を大きく上回れば、当然営業利益は減って達成率や増減率は悪くなる。

67 日付労働組合速報では会社は『従業員のモチベーションを考慮して、研究開発費の拡大による影響を除くために「連結のロイヤルティを除く営業利益+研究開発費」を業務指標とする。』として、約20万円の上積みを回答し労働組合もこれを受け入れ、妥結した。

しかし、これでも昨年の夏より30万円減、昨年の冬より18万円減である。

 この結果について職場の人たちは「業績が悪い、悪いというなら、まず役員などの経営者、部門長などが率先して減俸して、組合に回答を提示するのが本当じゃないの?」「これまで業績が悪い時、経営陣が賞与を20%30%カットしたことを聞いたことがない。」など業績が悪いのは従業員が成果を上げてないからと責任を転嫁していることに対する怒りの声が多い。

 日産自動車はこの夏役員の賞与をゼロにすると発表しています。会社の業績が悪いんだったら、上から順に減額を決めて最後に一般従業員の減額を決めるべきです。

「ロイヤルティを除く」ことや営業利益を業績指標とすることには労働組合の職場常会でも懸念の声が出ていた。しかし、労働組合はマトリックス表から外れたら会社と協議するからと押し切った。でもこの配分の方法は破綻しているではありませんか。

 昨年も子会社を売った営業外収益で外れ、今年は「ロイヤルティを除く」と研究開発費の増大で外れました。このマトリックス表の範囲外ということで、急きょ下限値を引き下げ数値を当てはめている。しかし、余りにも低すぎるので業績指標を修正している。

自社で生産、販売するのがベストですが、治験のスピードや戦略などで技術導出は今後も起こり得ることで、業績指標の見直しを行いロイヤルティも業績に入れるべきです。また、一時金は生活給であることを考慮した、だれにでもわかりやすい計算方法に変更すべきです。

 100%ロイヤルティの利益だけで成り立っている企業は、きっと給料もボーナスもないのでしょうね?

 

                        

 

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