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みんなの広場

会社の経営戦略の成功を願うが・・・

                            本社部門の一労働者

 9月1日、会社はアメリカの医薬品会社サイエル社と買収契約が成立したと発表した。
 私を含め従業員はみんな今回の経営陣の判断が「吉」となることを願っていると思う。
 が、社長からのメールを読んで、ん?とも思った「これでクレストールのロイヤリティは買収に全部使われてしまうな。いつかはわれわれに還元してくれると思っていたのに」「これを理由に給料はあがらなくなるだろう、困ったな」と。こういう気持ちも持ったのは私だけではないだろう。

確かに市場拡大のための準備は必要だろう。薬が出来ていざ売ろうしてもその体制が出来ていなかったらまずいだろうから。しかし、もし従業員の待遇がおろそかにされるようなことがあったら、モチベーションが下がることになり、販売体制を作ったのに売る薬が間に合わなくなるようなことになりはしないか。従業員のことをぜひ大切に考えて欲しい。

 その後、アメリカに端を発した金融危機が全世界に広がっている。アメリカでの車の売れ行きの鈍化にもみられるように、危機は金融関連企業だけでなく製造業をはじめあらゆる産業に及ぼうとしている。

「資本主義はもう限界ではないのか」などと、昨今マスコミでも取り上げられているが、こうしたことを合わせて考えると、資本主義経済のもとでの企業経営者の判断は「博打・かけ」的要素を持ったものだなとつくづく思う。

マルクスだかエンゲルスだかが言った「資本主義経済の市場は予測不可能で無政府的」という言葉が思い浮かぶ今日この頃である。


 

                                     

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