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薬業界で「辞めさせ出向」を撤回
                              一しんぶん赤旗読者

 シオノギ製薬へ入社されたみなさん、遅ればせながら入社おめでとうございます。
 みなさんの新しい門出をお祝い申し上げます。それぞれの職場で持てる力を大いに発揮されるよう願っています。

 さて「しんぶん赤旗」は、国内外を問わず労働問題についての記事がよく掲載されています。しかも報道上のタブーがないので、大マスコミでは伏せられることの多い企業名も実名での報道です。 それはいわゆる暴露ということではなく、その企業や日本の経済界の健全な発展を願っているからだと思います。

 これまでこのホームページへもそれらの記事からピックアップなどして投稿してきましたが、今回は同じ薬業界の田辺三菱製薬で起こった出来事を、ほぼまるまる転載のかたちで紹介します(4/3付日刊紙より)。

 田辺三菱製薬(本社・大阪市中央区)では、リストラ対象の労働者をパソナ(竹中平蔵会長)グループの転職支援会社「日本雇用創出機構」に出向させ、転職先を探させようとする、「辞めさせ出向」を撤回したことがわかりました。
 パソナの転職支援会社への出向は、労働者本人に退職後の再就職先を探させるもので「辞めさせ出向部屋」とよばれているそうです。

 同社は昨年10月、12月までに早期退職を募集し634人が応じましたが、応じなかった労働者約30人に、「あなたにしてもらう仕事はありません」などとのべ、「日本雇用創出機構」に出向させる辞令を出していました。しかし、出向日である4月1日に「厚労省から指導があったため、出向をやめてほしい」とのパソナから連絡が入ったとして、出向が撤回となったものです。

 この問題をめぐっては、3月24日に日本共産党の小池議員が参院厚生労働委員会で追及し、塩崎厚労相が「人事権を乱用して出向させて再就職先を探させるのは不適切」と答弁、「しっかり調査する」と表明していました。

リストラ対象の労働者に対して、会社側は昨年11月から今年2月までの4ヵ月間で、早期退職への応募やパソナへの見学などを求める“面談”を10回程度実施していました。

 同社の関係者は「小池議員の質問の効果で、パソナ出向がとりやめになりました。
 引き続き奮闘して欲しい」と話し、また今後、リストラ対象となった労働者が、社内にある「追い出し部屋」に異動させられることから「会社に残れるよう国の対応が必要だ」と語っているとのことです。

 シオノギでもこの4月、関連子会社への転籍が行われ、従業員に苦しみを与えましたが、会社にはこの記事にあるようなことは絶対しないよう強く望みたいと思います。

 


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