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世の中のうごき

中南米に広がる政治変革の大波に注目を!
                                 一ホームページ読者

 少し前の話になりますが、4月20日、南米のパラグアイで大統領選挙が行われ、野党連合
「変革のための愛国同盟(APC)」の進歩派フェルナンド・ルゴ候補(元司教)が当選しま
した。「新しい発展モデル」、「社会的排除(失業や貧困など)の克服」を掲げるルゴ氏は、貧困層支援、汚職一掃、農地改革などを主張し、外交では、ラテンアメリカ諸国に広がる進歩的政権の変革と歩調をあわせ、地域統合を推進する立場だということです。
 パラグアイといってもなじみのない国だと思いますが、南米のちょうど真ん中でブラジルと
アルゼンチンに囲まれた内陸にあり、日本よりやや広い国土をもち、人口は約600万人、1
811年にスペインから独立した国です。


 このパラグアイを始め、ここ数年、中南米では多く国で左派政権が誕生しています。
 なかなか一般のマスコミでは報道されませんが、昨年だったか、NHKがスペシャル番組で
その熱い動きを一度放送したことがあります。私は長年愛読している「しんぶん赤旗」などが
そうした動きを継続して報道しているので注目しているのですが、ぜひみなさんにも紹介した
いと思い投稿しました。

 ・1998年12月 ベネズエラでチャベス大統領誕生
 (2006年12月に得票率61%で3度目の当選)

 ・2002年10月 ブラジルで中道左派のルーラ氏が大統領に
 (2006年10月に得票率60.8%で再選)

 ・2003年 4月 アルゼンチンで中道左派のキルチネル氏が大統領に
 (2007年12月に夫人のクリスティーナ・フェルナンデスさんが大統領に)

 ・2004年 9月 ウルグァイで左派のバスケ氏が大統領に

 ・2005年12月 ボリビアで左派先住民のモラレス氏が大統領に

 これらの政権は左派とはいってもその性格は多様なようです。
 しかし、共通するのは、アメリカから持ち込まれた「新自由主義(市場原理主義)」の路線
や国際通貨基金(IMF)や世界銀行に依存した路線からの決別を示していることです。
 具体的には、中南米のエネルギー協力、南米のインフラ建設や産業振興のための「南米銀行」の設置などですが、私は、すでに破綻が見えているのに、なんでもかんでもアメリカのいうことに従う日本の政権・与党に、これらの国の「つめのアカ」でも煎じて飲ませてやりた気持ちで、大、大注目しています。そして、その国のことはその国の国民が決めることだとはいえ「世界は変わってきている」ことが実感され、その動きにワクワクしています。

 今後、動きがあったらまた投稿したいと思います。

 

                   
 

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