「労働者派遣法改悪案、維新のごまかしに注意」

                                               しんぶん赤旗一読者

 「しんぶん赤旗」を読んでて良かったと思いました。 

 でないと、危うくだまされるところでした。

 

 先日、衆議院で労働者派遣法改悪案の採決が強行されました。

 維新の党が与党と「共同修正」し、可決した「同一労働・同一賃金」法案について、はじめは『均等待遇』と

銘打っていたものを、修正では『均衡待遇』という概念が入ってきました。『均等』と『均衡』はまったく違い

ます。『均衡』はバランスをとることであって、『均等』にする=差別をなくすということではありません。

『均衡』は差別、不平等を含むもので、そうゆう概念を法案の中に入れ込んだのは改悪です。

 維新の党は改悪の修正合意をすることと引換えに歴史的な悪法の採決を容認した、という点で二重に問題のあ

る行動をしたのです。

 

 最初は維新の党も少しはましかなと思っていましたが、だまされるところでした。

 しかも、各局の報道はそのことにふれず、「同一労働・同一賃金」だけを連呼する始末。いかにも維新の党が

良い政党のごとく宣伝しています。

 

 欧州では『均等待遇』が当然です。

 みなさん、このような手を使って支持者をだますのです。おれおれ詐欺と同じ様なものと思いませんか。くれ

ぐれも注意を!

 

 他国のことをあれこれと批判するより、自国の中でだんだん悪くなっていく状態をもっときちんと見つめない

といけないと思いました。「しんぶん赤旗」がますます重要な情報源になってくるでしょう。

 

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