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私たちの見解

 子会社への転籍は全従業員の問題

 シオノギ社員としての雇用が会社の発展につながる

 今、国内グループ会社へ出向している従業員に対して、転籍させるための面接が始まっています。

このようなことが行われれば、今後も従業員(特に労働組合員)が50歳前後になれば、「キャリア形成」の名のもとに、出向、そして転籍が既定路線となってしまうと考えられます。そういう意味では今回のことは全従業員の問題です。

会社は「一人ひとりの『やりがい』『生きがい』に注目し、自らのキャリアビジョンを描き、日々の仕事に向き合い、仕事を通して成長を実現し、組織の成長に繋げていくために、『キャリア発達プログラム』を展開しています」として、出向者が転籍する仕組みを導入すると言っていますが、それではむしろ従業員の仕事に対するモチベーションが下がり、会社の発展にとってマイナス要因となるのではないでしょうか。 

 私たちは、会社がまず出向者全員の出向を解除し、今後、会社が企業の社会的責任として、全従業員を雇用し続けることを望みます。そのことがモチベーションをあげ必ず会社の発展につながると考えます。

転籍問題で、労働組合執行部のみなさんへのお願い 

・ 「経営権に係る事項」(「速報」1435から)との認識を改め、労働組合の本来の目的であ
 る全組
合員の雇用と生活を守る立場に立って下さい。

  会社に組合員の出向解除を申し入れて下さい(職制の方への配慮も願い出て下さい)。

・ また、直ちに面接の中止を申し入れ、まずは職場懇談会を該当職場で行い、その後全職場で
  開い
て組合員の声や意見を聞いて下さい(その際、職制の方からの意見も集めるような手立て
  を取って下さるようお願いします)。

・ その上で、経営協議会などで、組合員から出された意見や声の一つひとつについて会社側に
  ただ
して下さい。

 面接が始まっている出向者のみなさんへ

  みなさんもそのつもりだと思いますが、面接では出向を解除して本体に戻して欲しいとの要望な
 ど、遠慮なく自分の思いを伝えましょう。聞きたいことも遠慮なく聞きましょう。また、「労働
 協約」では、転籍は“本人の同意を得るものとする”となっています。納得出来ない場合は一旦
 保留しましょう。そして同じ立場の人や友人、家族と相談しましょう。労働組合へ一人でもグル
 ープででも大いに声をあげていきましょう。自分の将来がかかっているのですから。


  私たちもみなさんの相談にのりたいと思っています。どうすればいいか一緒に考えていきまし
 ょう。
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 秘密は厳守
します。

  

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