第1回のテーマ
概要「日本共産党の紹介」シリーズ(28)

日本共産党綱領 第5章 
社会主義・共産主義の社会をめざして(第9回)

党綱領未来社会への道筋について

二一世紀――体制変革の世界的な展望
 「社会主義・共産主義への前進の方向を探求することは、日本だけの問題ではない。
 
二一世紀の世界は、発達した資本主義諸国での経済的・政治的矛盾と人民の運動の中からも、資本主義から離脱した国々での社会主義への独自の道を探求する努力の中からも、政治的独立を勝ち取りながら資本主義の枠内では経済的発展の前途を開きえないでいるアジア・中東・アフリカ・ラテンアメリカの広範な国々の人民の運動の中からも、資本主義を乗り越えて新しい社会をめざす流れが成長し発展することを、大きな時代的特徴としている」。
 最後の文章
 「日本共産党は、それぞれの段階で日本社会が必要とする変革の諸課題の遂行に努力をそそぎながらも、二一世紀を、搾取も抑圧もない共同社会の建設に向かう人類史的な前進の世紀とすることをめざして、力をつくすものである」。

<参考文献の紹介>
「新日本共産党綱領を読む」   新日本出版社  不破哲三著
「日本共産党綱領を読む」    新日本出版社  不破哲三著
「日本共産党とはどんな党か」  新日本出版社  志位和夫著
「報告集 日本共産党綱領」   日本共産党中央委員会出版局  不破哲三
「日本共産党第27回大会決定集」  同上        以上を参考にしてシリーズにしました。

<結びとして>
 当初は、15回位を予定していましたが、非常に長くなってしまし、閲覧していただいているみなさんにおつきあいを願ったことをお詫びするものです。
 みなさんが求められているような内容になっていたかと言えば、必ずしもそうはなっていなかったのではないかとも、反省しているところです。
 日本共産党は、昨年(2019年)の7月15日で、創立97周年を迎えました。日本の政党のみならず、世界の中でもこのような長い歴史を持って、今日も一定の政治的影響力を持って活動している党は皆無と思っています。
 その保障となっているのは、科学的社会主義を理論的基礎として、社会の進歩・前進へ寄与してゆく立場を一貫して追及しているところにあるものと思っています。また、その運営は、党員の党費と党の活動(機関紙や雑誌の刊行などの事業費)などによる資金を基礎にしていることにもあります(癒着が生じる背景がありません)。
 その日本共産党の綱領に触れていただき、若干でも理解が深まっていただけたでしょうか。また、応援してやろうという気持ちを持っていただけたら幸いです。「赤旗新聞」日刊紙(毎日発行)と、日曜版(週刊ごと発行)も、購読していただけたら幸いです。

  ○関連リンク先





バナー