第2回のテーマ
日本共産党への「疑問・質問に答える」シリーズ

<はじめに>
 「日本共産党紹介」シリーズの連載に続いて、第2弾として検討の末、全国で行われています「集い」や、街頭宣伝などに出されている「疑問・質問にこたえる」シリーズを展開することにしました。
 わが党が発行している「月間学習」に掲載された「疑問・質問に答える」を基本として、連載を考えていますが、その他、「新聞赤旗」や、同じく党発行の月刊誌「前衛」などからも引用しながら、シリーズを展開してゆくことを考えています。
 HPに訪問された皆さんの関心にこたえるように努力したいと考えていますが、より充実させるためにも、皆さんからの、意見・質問などを提起していただければと思うものです。よろしくお願い致します。

「疑問・質問に答える」シリーズ(第1回)

Q:日本共産党の党名を変えれば、もっと伸びると思うが。
A:共産党が党名を変えれば「もっと伸びるのでは」「周りの人にも進めやすい」などのご意見が寄せられています。“共産党をもっと大きくしたい”、という思いから、このように言ってもらえることは大変ありがたいことです。
 「共産主義」「社会主義」という言葉にアレルギーを持つ人は少なくありませんが、その大本には様々な誤解があり、誤解を解くことを抜きにはアレルギーはなくならないでしょう。
 ぜひ、皆さんに、共産党という名前を掲げている意味と歴史を知っていただきたいと願っています。

未来への理想が込められている
 一つは、日本共産党の党名には、私たちが目指す“未来社会への理想”が込められているということです。
 格差や貧困の拡大、気候温暖化など、資本主義の矛盾が深刻な形で多くの分野に現れてきています。人類は、きっと資本主義の矛盾を克服し、さらによりよい社会に進むと考えています。その未来のことを、私たちは社会主義・共産主義と呼んでいます。
 一生懸命働いて労働者が作り出した成果を、一部の資本家、大企業が独り占めにするような社会ではなく、みんなで働き、その恩恵をみんなで分け合って、だれもが豊かに暮らせる社会です。
 過労死を生むような長時間・過密労働ではなく、だれもが人間らしく働き、自由時間を使ってやりたいことができ、それぞれの能力を大いに発展させられる社会です。
 日本は高度に発達した資本主義国であり、高い生産力を持っています、それを社会全体のために活用すれば、労働時間を抜本的に短縮し、すべての人の生活を向上させることは十分可能です。
 共産党という名前から、「昔のソ連のような国を目指しているのか」と疑問を持つ方もいますが、これは全くの誤解です。
 ソ連は、「社会主義」の看板を掲げながら、国民の自由や民主主義を抑圧し、他国を侵略しました、日本共産党は、これは社会主義ではない”と厳しく批判し、1960年代、ソ連は日本共産党をつぶしてしまえと攻撃してきました。私たちは、正面方たたかい、党の独立を守りながら、党の独立を守りました。私たちは、旧ソ連社会は理想とはかけ離れた「ニセ社会主義」だったと考えています。
 日本には、国民種主権や基本的人権を掲げた憲法があり、議会制民主主義があり、それを土台につくられる日本の未来社会は、自由と民主主義の成果をはじめ、資本主義の価値ある成果のすべてが受け継がれ、一層発展させられ、豊かに花開くことになると考えています。

 次回は、続きとして、「名前に刻まれた党の歴史」として、紹介します     

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