第2回のテーマ
日本共産党への「疑問・質問に答える」シリーズ

「疑問・質問に答える」シリーズ(第5回)

Q:共産党って、画一的で、自由に意見が言えないでは?

A:このように思われるのは、かつての旧ソ連や、現在の中国など一党独裁体制のことをみて、言論の自由がなく束縛されているかのように見られたり、支配者側からの反共攻撃による誤った見方が、当然のことのように日本共産党にも存在するかのように、テレビやマスコミなどの中で描かれているからではないでしょうか?

自由に意見を述べ合う民主的運営が活力の源です
 日本のどの政党も規約の上では支部が明記されていますが、毎週、毎月集まって、話し合いの場を持っているのは共産党ぐらいだと自負しています。
 日本共産党は、支部を党の「基礎組織」と位置づけ、どんな活動も「支部が主役」で取り組んでいます。支部では、世界と日本のこと、職場や地域の身近な問題をはじめ、どんなことでも話し合い、一つひとつの支部が自分たちで考え、決めたことをみんなで取り組むようにしています。
 今年1月に日本共産党の第28回党大会が5日間にわたって開かれ、「綱領の一部改定」や、次の党大会までの活動方針、選挙方針などを決定しました。それは、昨年11月の第8回中央委員会に内容が提案され、2か月を超える期間、全国の支部、地区段階、県段階などで議論されながら、28回党大会の中で全党の一致した決定として採択されました。
 このように、日本共産党のもっとも大切な会議である党大会に向けて、全党からの討論や意見や提案などを反映させ、議案を豊かに練り上げるようにしています。
 議案の提案から2か月余の期間をかけて、討論することを保障していることは、わが党の民主主義がいかに徹底しているかを示すものではないでしょうか。その間、全国からの意見・提案・感想などが党の中央に集約されると同時に、それらについても、「評論特集版」として、特別号を発行して全国の党員も知ることができるようになっています。

 日本の各政党も、党大会を開くことになっていますが、これだけの民主的対応をとっている政党はわが党以外にはありません。
 自民党にしろ、その他の政党にしろ、大会は1日のそれも数時間のみで終わっているようですし、それらと比較して、本当に民主的運営かどうかを検証してみてくださればと思うものです。

日本共産党の運営のルールは、民主集中制といい、民主的な討論を尽くし、みんなで決めたことをみんなで実行するというもので、当たり前のことでしょう。政党として、国民と社会に対する責任を果たすために、綱領や選挙での公約などに示された党の統一した方針と立場に基づいて活動していくことこそ責任ある政党といえるのではないでしょうか。

「自由と民主主義」をめざす未来を実現する党にふさわしく
 日本共産党が、党員が自由に意見を述べることなど党の民主的運営を大切にしているのは、私たちがめざす社会、その実現への道筋と深く関係しています。「自由と民主主義」は、過去、現在、未来にわたり、社会のあり方として、日本共産党がなによりも大切にしていることです。

次回は、『「中国脅威」論が言われていますが、今日の中国をどう見ていますか?』について示します

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