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一方的無給休職を是正 日航マタハラ裁判で和解
                                                   一ホームページ読者


 ホームページ読者のみなさん、こんにちは。
 9月に入り、朝晩少しは涼しくなりましたが、今年の夏はことさら暑かったですね。

 さて、日本航空客室乗務員の神野(じんの)知子さんが、妊娠して会社から一方的に無給休職を命じられ、マタニティーハラスメント(マタハラ)だと訴えていた裁判が和解に至りました。826日に神野さんの所属する労働組合の「日航キャビンクルーユニオン(CCU)」と支援者らによる報告集会が東京都内で開かれたという記事が、「しんぶん赤旗」に載っていました。以下に抜粋して紹介します。

 やはり働くものの立場に立つ労働組合の存在は大きいですね。

 和解で日本航空は、妊娠した客室乗務員の希望者全員が地上勤務に転換できること、今後も制度充実に向けて会社とCCUが団体交渉を行なうことを合意しました。 CCUの平岩元美副委員長は「職場の要求だったことが改善され、客室乗務員が喜んでいる」と述べました。子ども連れの客室乗務員たちも「神野さんのおかげで地上勤務につけた」、「もっと職場をよくしたい」と次々スピーチしました。 弁護団の今野久子弁護士は「会社は地上勤務に転換する制度は先進的だと言いました。妊娠退職制度を廃止させ、地上勤務制度をつくってきた労働組合の取り組みが先進的だったということだ」と強調しました。地上職の日航ユニオンの菊田淳司書記長は「妊娠した客室乗務員が地上の仕事を助けてくれ、みんな喜んでいる」と話しました。
 
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