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2020年 働くものにとって希望にみちた年になることを願う

一ホームページ読者

 明けましておめでとうございます。
 今年も投稿を続けていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、「しんぶん赤旗」は、毎年12月31日付けで、その1年間の職場でのたたかいをまとめた記事を掲載しています。
 昨年の同日付けの紙面では、たたかいが前進した約60件の事例がとりあげられています。その中から数件を紹介しましょう。

<日本郵便> 期間雇用社員の手当、休暇について、正社員との格差是正を命じる判決が大阪高裁で出された。
<旧富士重工業(現SUBARU)> 群馬工場で男性社員が自殺したことについて、長時間労働などが原因だとして、東京・太田労基署が2018年8月に労災認定したこがとが判明。また、3421人に計約7億7600万円の未払い残業代が支払われた。
<東京大学> 非常勤講師2800人の無期雇用転換の条件を、雇用継続5年から10年に先延ばしする制度が撤回された。
<大阪市> 市役所の労働組合に対する大阪市の団体交渉拒否は不当労働行為にあたると大阪府労働委員会が認定した。
<日立製作所> 外国人技能実習生に対して認定計画にない作業をさせ、技能実習適正化法に違反したとして、出入国在留管理庁と厚生労働省から改善命令が出された。
<三菱電機> 自殺した新入社員に対する自殺教唆の疑いで、教育主任だった男性社員が神戸地検に書類送検された。
<山陽新聞社> 会社方針に反対した山陽新聞労組委員長ら2人の異職種配転事件で、岡山県労働委員会が不当労働行為と認め、救済命令。不当労働行為を繰り返さない誓約書の提出も命じた。
<電通> 最長で月156時間もの違法な残業をさせるなど労基法違反で、東京・三田労基署が是正勧告を行った。

 同じ働く仲間として、全国の職場でのたたかいを応援していきたいものです。

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