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世の中のうごき

危ない国民投票法案

自・公が「改憲手続き法案」ごり押し

日本共産党は自・公の暴走に強く抗議し

法案の廃案のために全力をつくします

危ない、このままでは若者が戦争に駆り出される

4月13日、自民・公明が衆院本会議で「改憲手続き法案」(国民投票法案)の強行可決をしました。安倍首相は「憲法記念日の5月3日までに国民投票法案は成立を」と執念をむきだしにして発言。いま、9条を放棄して海外で戦争ができる日本にしようという改憲勢力と、戦争をしない平和な日本を続けようという勢力がはげしく戦っています。
 日本共産党は「改憲手続き法案」強行可決に強く抗議します。

法案の目的は9条の放棄

改憲手続き法案の目的は戦争を放棄した第9条を葬り去ることです。NHKの世論調査では法案賛成は29%。「今の国会にこだわらず時間をかけて議論すべきだ」が71%にのぼっています。国民は憲法を変えてくださいとは言っていません。そんなことより今、多くの国民が切実に望んでいることは生活の安定や福祉に力を注いでほしいということです。

「最低投票率」の定めなし

国民が望んでもいない改憲手続き法案ですから、さまざまな不公正・非民主的な仕組みが盛り込まれています。自・公案、民主案とも国民投票の「最低投票率」の定めがなく、少数の賛成で改憲案が通りかねません。
 たとえば投票率が50%台だと有権者の20%台の賛成で改憲が実現します。
 憲法では、国民投票の「過半数の賛成」が改憲の要件です。自・公の「修正案」はこの「過半数」は「投票総数」(無効票や白票を除く)の過半数としています。

憲法九条は日本の顔

先の戦争でひどい経験をして、こんなバカな戦争は二度とやるまいと、人間が戦争というもののすさまじさを肌で感じて、国民の圧倒的な納得を得て憲法は誕生しました。憲法9条は日本の顔です。「日本は戦争をしない国」だということで世界から信頼されているのです。今、全国で6,000を越える「9条の会」を先頭に反対運動が急速に高まっています。抗議ファクスの多さに驚き、ファクスのコンセントを抜いた与党議員もいます。

日本共産党は自・公の暴走に強く抗議し法案の廃案のために全力をつくします。

                   
 

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